The Air Era starts

2020年12月22日午前3時21分、水瓶座で木星と土星がぴったり重なり、風の時代が始まった。だからといって、”あー、いつもの朝となんか違う”そんな感覚など私にはない。もうとっくにわたしたちはそこにいるのだ。じわじわと、あっというまに、感じるものは人それぞれだと思うけれど、一年前と今では目に映る景色も常識や価値観までもすっかり変わってしまった。

私は私でこのタイミングに合わせて始められることをしようと思っていた。それは、10月の半ば、閃きと直感と行動からビビビと引き寄せてしまった京都の小さな部屋に手を加えること。用意していた塗料の色は、イメージと少し違ってまた選び直し。そうやって少しずつ進んでいく。あーでもない、こーでもないと試行錯誤しながら、自分のものになっていく感じ。

小さな部屋の大きな窓に、カーテンはしないでおこうと思っている。季節を感じられるような場所に身を置きたいと思っていたから。あの町を初めて歩いた日、金木犀の香りがそこらじゅうに漂っていた。冬には冬の、春には春のどんな景色が待っているのだろう。私は大きなテーブルの上にノートを広げて、詩を書きたい。それから、好きな人を招いてお気に入りのカップに珈琲を注ぐのだ。それから、素敵な椅子に座って居眠りもしたい。したいことは次から次へと浮かんでくる。

帰りに寄り道した神社で何気なく撮った一枚。あの時は石が並んだ円に目が止まったのに、こうして見返すと影がまた良い。「ご縁がぐるぐる回って、大きな芽を出す」そんなメッセージを感じずにはいられない。

誰の日常の中にもたくさんのサインが散りばめられている。「シンクロニシティは至るところで起きている」とバシャールも言っていた。大切なのは意識。少し角度を変えて、日常を見てみたらどうだろう。まずは信号、車のナンバー、時刻、目に止まる色、誰かの言葉。それから、眠る前に聞くマーフィーの法則もオススメ。