Phone Call

月曜日に行く予定にしていたSaul Leiterの写真展が開催中止になったことを嘆いていた矢先、kikurairさんから届いたのはSaul Leiterのポストカードだった。うれしくて、東京で彼女がくれた紫いろの花束と一緒に写真を撮った。4月も半ばだというのに、ここ数日風が冷たい。そんな些細なことさえ、記憶に残しておきたいと思うこの頃。

そういえばkikurairさんがくれた紫いろの花束にも私は驚いていた。彼女がタタに訪れた時、私は「そとは ただ 春」という詩人E.E.カミングスの絵本を開いていて、紫いろの花を籠いっぱいに持った少女のページに目が止まり、写真を撮ったところだったから。

シンクロニシティが起きやすい人がいる。前世からの繋がりが強いのかもしれないとか、ふと思う。