読書の時間

年末にお誘いいただいた会は、2020年の終わりにして、2020年に会うのは初めての角田さんと他3名の方に関しては初めましてだった。メンバーも美しい文字のお品書きも運ばれてくるお料理もすべてが予想外で、ワクワクした。角田さんとは約1年ぶりの再会で、到着して間もなく言われた言葉が嬉しすぎた。

「白洲正子みたいですね。」

そんな褒め言葉ありますか!

瞬時に最高の褒め言葉だということは理解したけれど、本も読んだことがなく、白洲正子さんのことをあまり知らないことに気づいた。調べてみると骨董を愛していたこと、32歳の時夫・次郎と東京・町田市にある茅葺きの農家を農地つきで購入し、「武相荘」と名付け暮らしていたこと、女性として初めて能舞台に立ったこと、東奔西走する姿から「韋駄天お正」と呼ばれていたこと…もっと深く知りたいと思い、本を数冊購入した。

白洲正子の生き方 / 馬場啓一
鶴川日記 / 白洲正子
美しくなるにつれて若くなる / 白洲正子
たしなみについて / 白洲正子
金平糖の味 / 白洲正子

きっかけはひょんなことから。そういうのがいい。
京都までの片道約1時間の移動時間に読もうと思っている。