地の時代最後の日

日の出の時間に合わせて、近くの神社へお参りをした。
それから、先週に続き農業のお手伝いへ。

難波葱の収穫と出荷、それから玉ねぎの移植作業。土を触ることは、瞑想と通ずるものがあるように思う。無心になれるし、感覚が研ぎ澄まされていく感じもする。一年のうちでいちばん陽が短い冬至の日は、地の時代最後の日でもあった。偶然と必然は紙一重。意図せずとも、こんな特別な日に丸一日、土に触れることができてよかった。

こういう時に思うのだ。
宇宙と繋がってる!と。

太陽の光がいつもより強く眩しく感じたのは気のせいだろうか。畑の真ん中で最後の太陽をじっと眺めていると、万華鏡のような光がぐるぐると形を変えて降り注いだ。あの光を浴びた人はきっと明るい未来が待っているに違いない。